海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

損得と正直

試験監督二コマ。一つは自分の科目なので、採点。たゆまぬ努力によって受講生が減り続けているので、今日採点しなくちゃならないのはわずか90枚弱なので、瞬く間に片づける。たゆまぬ努力と書いたけれども、実際にやっている事は、甘い顔しないで落とすべきものは落としているだけなので、学生は正直と言うかなんと言うか。

ところでもう一つの監督は人の科目の助っ人だったのだけど、試験を受けている学生の動きが私の科目の時と全く違う。私の場合、受講生の1/3近くが試験を受けにこず、来たとしても時間の最後まで試験に取り組む人は1-2割なのに対して、こちらの科目では9割以上がちゃんと受けていて、途中であきらめて帰る人は一人もいなかったという。こちらの科目は教科書が持ち込めて、それを見れば答えが書けるわけで、つまり報酬が確実ならちゃんと労力を払うと言う。学生は正直と言うかなんと言うか。

もちろん、「何かもらえるなら働くよ」という行動原理が正しい場所もあるんだけど、でも、ここは学校だからねえ。

で、こちらの科目はウチでも一・二を争う受講生の多い科目だそうだ。学生は正直と言うかなんと言うか。