海の底には何がある

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学術講演会におけるキャリアエクスプローラーマークの新設

就職難博士に「求職中」マーク 応用物理学会が考案


 大学院で博士号を取得した人の就職難が深刻化するなか、国内屈指の大学会である応用物理学会(約2万4000人)が、求職中を示す「キャリアエクスプローラーマーク」を新設した。同学会は企業人が約半数を占めることから、求職中の博士らが学会で発表する際にマークを明示することで、企業への就職に役立ててもらいたいとしている。
(中略)
 9月に北海道で開く学会では、口頭発表ではスライドの1枚目のタイトルページに、掲示発表ではタイトル付近にこのマークを表示できるようにする。学会には企業の研究所長や部長クラスも参加しているので、興味があれば、その場で「面接」することも可能になる。

マークなんて使わなくても、スライドなら一枚目に、ポスターならどこでもいいんだから、でかでかと「職をくれ」って書けば済むだけの話。まさか、そういう事をしちゃいけないという決まりのある学会じゃないんでしょう?っていうか、学会上層部が「このマークで就職率アップ」とか本当に思ってたり、これを真に受けてマークを使うODがホントに現れたりするのであれば、そのおめでたさことが就職難博士を輩出する一因になっている事を疑った方が良いと私は思うよ。