「「成長の限界」からカブ・ヒル村へ」を読んだ。かの「成長の限界」の著者の一人であるドネラ・メドウズが中心となって持続可能性を求めて作られた農的コミュニティーがカブ・ヒル村である。このような方向性は私も以前から夢想しているところだけど、その必要性については私自身直感的に感じているだけであってキチンとした理論的裏付けを持っているわけではない。であるからして、ドネラ・メドウズがどのように考えてカブ・ヒル村へ向かっていったのかに非常に興味があって、大変な期待を持ってこの本を読んでみた。すると中身は、人間と自然の関係のあり方についての、ソトコトあたりに載っていそうな柔らかなエッセイと、村に住んでいる人へのインタビューその他から構成されていて、こちらの求めているものとはちょっと違っていた。まあ、それはそれで面白く読んだのだけど。
K値40→43。KT値3920→4170。
「成長の限界」からカブ・ヒル村へ―ドネラ・H・メドウズと持続可能なコミュニティ
- 作者: ドネラ・H.メドウズ,カブヒルコーハウジング,神谷宏治,鈴木哲喜,鈴木幸子,Donella H. Meadows
- 出版社/メーカー: 生活書院
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 単行本
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