海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

漂泊のダッチオーブン

なぜ私がたき火好きかというと子供の頃実家にあった庭と小さな畑で、いろんなものを焼いていたから。ということで、マンション暮らしの東京で居場所のないダッチオーブンを持って帰らない手は無いのである。そのために車で帰省したといっても過言ではない。で、朝から食材を買いに行き、お昼にスパニッシュオムレツ、晩ご飯にローストポークラタトゥーユを作ったという。ローストポークは焼き過ぎでパサパサになってちょっと失敗。しかし付け合わせのカボチャの美味かった事。

ラタトゥーユを火にかけている間に甥っ子を連れて馴染みの床屋に出かけて散髪。すると床屋のオヤジが甥っ子にこんなゴム鉄砲をくれた。ウチの子の分ももらえてありがたい限り。持つべきものは馴染みの床屋である。お礼にダッチオーブンの素晴らしさを力説したら、オヤジも以前から欲しいと思っていたとの事。次に来店するときはDO談義ができるに違いない。

で、帰ってきてゴム鉄砲の動作機構など見てみると、実に良く考えられていて感心する。こんな「どうでもいいこと」に惜しみないアイデアと情熱を注ぐ人がいるのは、とても素晴らしい事の一つだと思う。