海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

九九の法則

妹は今年から小学校で算数の補助教員をしている。いろいろ聞くとなかなか勉強熱心なことが伺われる。この立派な社会人度合いは、とても同じ血を分けているとは思えない。その妹から聞いた話だけれども、九九で1番覚えが悪いのは7の段らしい。で、最近読んだ実践報告によると、その理由は規則性の強弱なのだとか。
妹「偶数の段は一の位に来る数字が5つしかないから簡単でしょ。奇数は5の段の一の位は0と5が交互に来るわよね。で、9の段は一の位が一つずつ減っていく。3の段は、図形を書くとキレイな形になるのよ。そういうのがないのは7の段だけ」
私「あー、そういえば9の段の規則は私も幼少の頃に気が付いていた。で、7にそんな規則が無いというのもわかるんやけど、それは3の段だっておんなじだろう?」
すると妹は「それがあんねん」と言って、紙に円を書いてその円周を10等分する点を打ち、それぞれに0から9までの数字を書いた。
妹「で、3の段の一の位を順に結んでいくのよ。3、6、9、と。次は12だから2ね。。。。そうすると、ほらキレイな星形模様が」
私「あー、、、キレイか?それはともかく、そういう模様なら7の段でもおんなじようにできるんとちゃう?」
妹「それができへんのよ」
私「やってみーな」
妹、鉛筆を動かす
私「どうよ」
妹「できた。。。おんなじやわ」
そこで私ピンと気が付いて、
私「そりゃそうや。だって7=10-3やもの。3の段と似たような動きにならんとおかしい。。っていうか、7の段の一の位と3の段の一の位の挙動は真逆とちゃうか?」
妹「3、6、9、2、5,8、1、4、7。それから、と。7、4、1、8、5、2、9、6、3。。。ほんまや」
私「同じ事は4の段と6の段、2の段と8の段の組み合わせでも起るんちゃう?」
妹「ほんまやわ」
というわけで、妹にはこの発見を用いて更に内容を深めた実践報告を書いて欲しい。