海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

なっちどうするの?

クモの世話をして講義二コマの日。夜、悩みの種だった事案に方をつけてスッキリした気持ちで「Mr.ブルックス〜完璧なる殺人者」。昭島にて。奇矯なバディ・ムービー、という話。今作のような、力に頼らず頭を使った作品は大好きだ。

しかし、最近はこの手の、大作じゃないけど足腰のしっかりした洋画の娯楽作の公開数がめっきり減ったような気がする。今やシネコンは邦画(テレビ絡み、アニメ、ジャニーズ絡み、もしくは安易な泣かせばっかり)に席巻されているわけだが(特に最寄りのシネコンであるところのTOHOシネマズはその傾向が強い)、洋画も大作は吹替版が作られることで、小品からスクリーンを奪っていく。聞く所によると、邦画と吹替版の隆盛は、字幕を読むのをいやがるお客が増えているせいだとか。でも、読んでわからない語は聞いてもわからないような気がするわけで、別に日本語で見たからって理解が進むのじゃないと思うのだが、違うのだろうか?