講義二コマ。また受講生が減ったような気がする。
「ハチはなぜ大量死したのか」を読んだ。前半はCCDの原因を探りながら、そのうち話は結論を得ぬまま、後半は現在の農業の問題に警鐘を鳴らし将来のありようを説くことに変わる。ちょっとタイトルが内容にそぐわないんじゃないの?と思ったら、原題はFruitless Fallだった。なるほどそれなら、タイトル通り。いや、自然、農業、環境問題といった事を考えさせるテキストとして大変面白いと思った。読みやすく書かれているので、授業のネタに使ったら良かろうと思うのだけど、それってどこのマーク・ウォールバーグ?
- 作者: ローワン・ジェイコブセン,中里京子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/01/27
- メディア: 単行本
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