海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

スタイルと環境

原稿は一応書き上げたぞわははは。山は越えたのじゃ。後は一晩寝かせて調子・体裁を整えればヨメサンのお絵描き待ちで完成。

で、通常書いている原稿ならネタの根拠は自分の観測した事であるのに対して、今回は書物からネタを得ているところが大きくて、かつそのネタの多くは専門外。と言う事で、少し書き足す度に、これって大丈夫かしら?と根拠を求める作業を繰り返す。通常なら、こういうのは蓄積したPDFからちょちょいと検索するので済むのだけれど(どのPDFに何が書かれているかはだいたいわかっている)、今回は専門外だし文献と言っても論文じゃなくて書物からだし、ということでウチの図書館が蔵書充実で大事な文献は一通り揃っていて本当にありがたい。一つだけ足らないものがあったけど、それは隣の教育大の図書館にあったので無問題。

それにしてもこうやって書物の山と格闘しながら原稿書くなんて文系の人みたいで少し面映ゆい。

この原稿、しばらくすると学会誌に載って同業者の皆様の目に触れることになるわけで、「ヤツはこんな原稿のために多大な時間を費やしていたのか。アホちゃうか」と思われるかもしれない。でもこれはどんなことでもおろそかにしない姿勢の表れと言うことで一つご理解の程。