海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

内向傾向

今日もデータ起こし。夕方に一段落ついて、講演要旨のためにラフにでもパターンを見てみるベ、とやってみたら、もう非の打ち所の無い予想通りの結果。お話完成の巻。まあオイラって何てセンスのよい事でしょう!と新年早々自己陶酔に浸る。しかし冷静になってみれば、そもそも野外で見ていて当てがあるからデータを取ったわけで、別に私が偉いわけでも何でもなく、カンニングをすれば当たって当然という話だと言える。というか、これはすなわちデータを取る前から答を知っていたということで、それなら何のためにあの暑いさなか大量の蚊に襲われてまで全天写真を撮っていたのか?という疑問がやはり頭をよぎるのであるな。いやもちろんそれは正当な科学的手続きによる他者の説得のためというのは重々承知しているわけで、だからこそこの業をずっと続けていられるのだけれど、やはり今でも上のような疑問を全く抱かずに暮らすのは難しい。