海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

明暗

計画停電は、最初の数日はやるやるといっていたのにやらなくって、ウチが帰省してからやり始め、連休はまたやらなかったので、私的には今日が初めての経験。既にウチは第三グループだと判明。今日は3時20分から7時までだ。で、私は大学で様々なレイヤーに属しているのだけど、その1つの秘密結社南米研で今日は送別会。てっきり中止だと思っていたけれど、停電でもやると言う。実は南米研を主導する人は地震時に海外にいて、揺れを直接経験していないのであるな。だから、気分的に萎縮するところがなく自粛的意思決定になりにくいのではなかろうか。いや私も自分を省みればそういう面がないではない。

で、3時過ぎに4人でいったん集まって、どうするか相談。吉祥寺あたりまで出れば停電はないとのことなので、そうしようかと。そうこうしているうちに大学の電気が落ちるので出発。しかし国分寺の駅に近づいても信号はついているし店の明かりも灯っている。あれえ?とか思うけれども、大学は電気を遮断される前に自分で落すのだという話を聞いて納得する。しかし、いつまでたっても明るく、駅前の丸井の営業時間が18時半までだと書いてあるのを見て、これは停電しない可能性もあるんじゃないか。それなら駅の近くで会を開いても良いんじゃないか?と言う事になる。ところが、じゃあ暗くなるまでお茶でもと某カフェに向かうと信号が消えている。なんだやっぱり始まったんじゃないか、と言いながら、お店に。まだ外は明るいので、お店には入れてもらえてお茶を飲む。で、5時になってやっぱり吉祥寺に向かうべくお店を出て国分寺駅に向かうと、電気がついているじゃないか。駅の近傍狭い範囲だけ通電していたらしい。じゃあ電車に乗るまでもないわけで、そこで「そうだ東京を去る前に跳兎にもう一度行っておきたかったんだ!」とピンと来る。まだ早い時間なので店さえ開いていれば入れるに違いないわけで、停電を見込んで7時まではバイトが来なくて大将一人で切り盛りするお店に。いつものように絶品の焼き具合の焼き鳥を堪能。ここにもう来れないのは悲しいねえ。

しかし非日常の停電空間が道1本挟んで飲み屋で賑わう繁華街と隣接しているのを目の当たりにする経験は、私をしてなんだか落ち着かない気持ちにさせる。