海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

帝国の帰還

幼稚園のお別れ会のためにヨメサンが作ったSwededな帝国の逆襲(とジェダイの帰還)が地震でオクラになったのだけど、それじゃああんまりかわいそうだと言う事で、出た人とその近しい人と先生で集まってちんまり上映会。前作を作ってから、次もやるかと狙っていたので構想二年。制作期間1ヶ月。軽井沢ロケ敢行の大作だ。大作ぶりを示す指標は他にもあって、まずは出演者数が16人から、26人に大幅増。そしてカット数が約60カットから120カットに倍増と、どれほどかけた手間が増えたかがわかろうと言うもの。で、こうなったのはコチラの熱意のせいだけじゃなくって、今回作る為に分析してみて良くわかったのだけど、そもそものオリジナルが、ただ行って帰ってお姫さまを救って敵を倒すだけの話だった新たなる希望と比べて、帝国の逆襲は登場人物は複雑に錯綜するしお話も一筋縄では行かないしカットも細かく割られているしで、圧倒的に大作になっているのであるよ。ともあれ、最低限だけど上映できて良かったね>ヨメサン。

上映会の後、大学に飛んでいく。卒業式は中止だけど証書の授与はやるので、顔見知りの学生にサヨナラするのだ。授与の後、教員からも一言ずつ。やっぱり教員と言うのは何か喋りたくてしょうがない存在らしく、今回のような事があったものだから、皆さん語る語る。かくいう私も、いつもはヘラヘラと簡単な一言二言で済ますところを、長めに喋ってしまった。いや、良い意味でも悪い意味でも忘れられない卒業になってしまったけれど、ポジティブに考えれば今回の事はいろんなものを変えて行く機会になりうるわけで、変化の時代は若者の時代だということだから、その時に大学で学んだ事が少しでも生きてくれば良いな、と。

実はぶーちんは幼稚園を二年間皆勤したのであった。で、そのお祝いを遅ればせながら本人お気に入りの焼き肉屋でする事に。国分寺駅近くのそのお店は初回を除いて1度も停電した事がないらしく、昨日の事と合わせて考えると、どうも駅近くに停電フリーの区域があるっぽい。と言う事は、停電でも駅周辺でやり過ごす事が可能で、この事が広く知られてくると、停電のたびに人が集まってくる可能性大有りだ。しかし、そのあたりの飲食店は大繁盛だけど道を挟んで停電エリアのお店は経営大打撃と言う事になって、その格差がそのうち問題になりそうな気もする。っていうか、これがわかっていれば、早めに予約して場所を確保すれば飲み会もできるんだ(いやでもそのうちお店の予約競争が始まるか)。

セ・リーグの開幕問題。これってひょっとして、球団のエライ人はみんな23区内に住んでいて停電の経験が無く、不要不急でもないのに電力を大きく食うナイターを開催する事が、停電区域に住む人の気持ちにどう影響するか理解できないせいじゃないか?とヨメサンが言う。なるほどそりゃそうかもしれない。今日は、公平性の点から23区内の住宅地でも停電するようになるかもと言うニュースがあったけど、公平性よりもエライ人がより適切な意思決定をするための経験をするという効果の点で、やってみたらどうだろうかね。