海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

タベルナ・クッチマイナ

これで東京。普通の時間に出発なのでヨメサンがハムエッグマフィンの朝ご飯を作ってくれるが、これがボリューミー。お腹いっぱいで出発。のぞみは東京駅12時頃着で寄り道する時間はないのでお昼は新幹線車内。普通なら駅弁だろうけど、朝にこれだけカロリーの高い物を食べてしまったからサンドイッチくらいにしとこうかなあ、とか考えながら京都駅に着く。さてお土産物屋の並ぶところでゆっくり旨気なサンドイッチでも物色すべえと思っていたらば、フト見ると後三分でのぞみが出るじゃないか。調べていたより一本早いのに乗れるってことやん!と慌てて走り出す私。しかし食い物は確保しなきゃ!とプラットフォームにあるキオスクに駆け込み適当な物を引っつかんで購入したら、牛カルビ弁当だった。まあいい。腹が減っては戦はできぬのじゃ、と、ホームに滑りこんでくるのぞみを見ると、ただの700系!Nはどこに行ったのどこに。今どきNのつかないのぞみってあるの!?いや、近頃こんなに頻繁に東京に行ってるのは、車内でiPad無線LANにつながってネット遊びしている間に着いちゃうからそれほど辛くないというのもあるのだ。しかしそのためにはN700でないとだめなのだよ!!この列車には乗れない!と呆然と一列車見送る私。そしてハイカロリーな牛カルビ弁当を持ったまま次の列車に。これこれちゃんとネットに繋がるやんね。早速facebookに「今から東京で講演」とか書き込むと、高校の同窓生が「覗きに行こうかな」と反応してくれて嬉し恥ずかし。そうこうしているうちに東京に近づき、おなか減ってないけどこの牛カルビ弁当をやっつける。で、弥生講堂に。たしかここはサイエンス映像学会で来たところ。キレイだよね。で、このシンポは虫関係の学会が集まって開く物で、私は蜘蛛学会の人として、まあクモと言えば円網だよね、という事でその形について喋るのだな。出番は二番目。ドキドキしながら最初の人の発表を聞く。いや昆虫系の学会は基本農学系なもので、理学出身の私としては知り合いに囲まれる環境じゃなく正直ちょっとアウェイ感あり。かつ今回の集まりは学会の連合体と言う事で、各学会のエライ人が集まる(それで若い人が少なめ)のでさらに緊張が高まるわけよ。しかも農学系だから実学方面への配慮という面もあって、私の話なんて何の応用的価値もないとか考えてしっぽ巻いて逃げ出したくなったりして。そしてそして最初の人は、自分の講演の前に自分の所属学会についての簡単な紹介を入れてくるじゃないか。そんなん聞いてないから、私はなんの準備もしてないよ!!焦っている間に自分の番。まあこうなりゃしゃーないから開き直っていつものように喋る。終わったあとのオーディエンスの反応を見るに、喋り出す前に焦ってた割には上手く喋れてたようだ。高校の同窓生もホントに聞きに来てくれていて(すごいフットワーク)、休憩時間に挨拶。facebookで中継してくれていて、他の同窓生何人かとあーだこーだ論じていたらしい。なんかすごい時代であることだ。そして夕方は懇親会。人見知りな私としては、蜘蛛学会の人にひっついていようと思っていたらば、皆さん所用で懇親会不参加との事。ウヒャー困った。とりあえずアルコールで羞恥心飛ばそう。まあ知っている人は少なくても喋った人は強いので、こんな人見知りな私でも酒の力で懇親会を乗り切れたわけ。某先生と昔話に興じたりもした。とまあ、すっかり飲み過ぎちゃったわけで、今日の宿に向かう電車に乗っていると、なんか酒飲んだ後って、無性に炭水化物を食べたくなりませんか?という事で、ムサコで降りてラーメン食べちゃった、というカロリーオーバーな一日。国分寺メッツに着いて、facebookで落ち穂拾いをして、日の変わる頃眠りに落ちる。