海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

子離れ

今日は子供らが隣町の将棋教室に出かけるという。隣町と言っても電車に乗ってバスに乗って住宅街の中を通っていくので結構難易度が高く、心配性のヨメサンは車で送っていくべきだと言う。難易度が高いのはヨメサンにとっても同じであり、運転手は私だ。という事で、昨日一日遊んでいたので今日はクモを見ていたいところ、送る心積もりで待っていたわけ。ところが、何度言ってもいつまでたっても子供らが出かける準備をしないので、「お父さんはお前たちの召使いじゃないんだから、そんなに言う事聞かないんだったら、自分らだけで行ってこい!」と雷を落としてみた。ヨメサンは心配性なのでオロオロするわけだけど、もう6年生と4年生だから、そろそろ隣町までくらい自分の力で行って欲しいもの。という事で、交通費だけ渡して追い出したという。やってはみたものの、初めての事で心配になる当方であるが、その親の不安な気持ちこそワルである、と自分に言い聞かせて後から尾行するのも我慢。そうして一時間ほどすると、将棋教室の先生から電話をもらって無事ついたとの事。一安心。あとから聞いたところによると、ちょっと怪しいところはあったものの、人に訊ねつつ行ったのだとか。親が思っているより子供はずっと大人である、と言う話。おかげでこちらはクモの面倒を見る時間ができて、ゴミグモとギンメッキとで一匹ずつオスをメスにご馳走してしまったのであるよ。ゴミグモは交尾前、ギンメッキは交尾後。