海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

野獣

ヨメサンは時々ニャーコちゃんにハーネスをつけて外に連れだすのだ。ヒモにくくっておけば大丈夫。こうして外の空気に触れさせてやろうという親心らしい。で、今日の事、私は例によってクモを取りに行って、どうも端境らしく二時間ほどかかってやっと20匹ほどを取ってウチに帰ってくると、台所に抗生物質の入った薬局の袋があるじゃないか。いったい何が?!と名前を見るとヨメサン。どうしたんですか!と聞くと、どうも今日もニャーちゃんを外に出していたらば、いつの間にかゴーヤネットに絡まったらしく、救出しようとして抱き上げたときに大怒りでがぶっとやられたらしい。どうも抱き上げた時にどこか締まって痛いらしく、ニャーちゃんにとっては、その原因はヨメサンに違いない、と思うわな。それでもヨメサン、放すわけにいかないので脚に絡まったネットをほどこうと大奮闘。やっと外せた時には血だらけになっていたらしい。念のためお医者さんに言って消毒してもらって薬ももらってきたとの事。なんか見ると手足にたくさんばんそうこう貼られていて、そうでないところにも爪に噛み後の内出血があったり、頬にひっかき傷があったりして大変痛々しい。まあこれで、やはり飼い猫との心の交流なんてのが人間側の幻想であるという事がわかるわけよ。でもそんなこととはまったく関係なくネコはかわいいわけだが。