海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

長い友達

一晩泥のように眠って、体調が回復したので卒論の添削などして午前中を過ごし、午後からじじばばのうちに遊びに行っている子供らを迎えに行く。ついでに床屋で散髪。新年を迎えるにあたって身だしなみを整えるなんて、なんて俺もオヤジな発想になったんでしょうと思う。ともかく、この床屋は私が小学生の時から通っているところであって、そこの亭主ともなれば私の髪のことについては私以上に熟知しているわけ。その亭主に「ニイちゃん(子供の頃から知ってるので、いまだニイちゃん呼ばわりしてくれる)、ちょっと生え際後退してきたな、このあたり1cmほど」と言われたときの私の衝撃度合いを想像してみよ。いやもちろん知ってはいたが、こう客観的に言われると辛いわけよ。気にすることない、正常な老化だ、と慰められるも哀し。で、じじばばの家に行くと、妹と甥姪もやってきていて、図らずも直系大集合となり、夕食など共にする。そこで、マクロな経済的思考とは程遠いはずの妹がハイパーインフレの心配をしているところを目の当たりにして、これはいよいよ崩壊が近づいているのであるな、と思う。どうしたもんだか。