海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

固陋

ということで長崎。ホテルでS宮さんと落ち合って、こちらのポスターを見てもらうことと、S宮さんの発表のためのデータ解析の相談を駅のロイホで。フト気がつくともう暗くなっているので場所を変えて20時までビール飲みながら相談。S宮さんと別れてシネコンで「アメリカン・スナイパー」。闇をのぞき込むものはまた、という話。番犬といったって狩られる側からすれば狼と変わらん、という話でもある。いや、私はこの映画が兵隊礼賛だとは一ミリも思わないけれども、でも東森さんの世界観は私にはいつもしっくり来ないのよ。なんかホントの本質的なことを考察するのを避けて、ただ難しいよねって言ってるだけのようなところを感じるから。アメリカ人は力のある人たちなんだからちゃんと考えればもっと世の中を良くすることができるはずなのに、自分たちの今の有り様を変えることだけは頑として拒絶するために世の中を良くできなくって、それで難しい難しいって言いつのるだけ、みたいな。