海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

生り年

朝起きたら、西の方から"It is a pleasure to accept your 黒いギンメッキは銀のギンメッキより餌をよく採れるよ論文 in its current form for publication in XXX XXXXXXXXXX XXXXXXX XX XXX XXXXXXX XXXXXXX"なるメールが届いていた。ひゃっほう!

いや、前の日の朝にmajor revisionのメールが届いていて、でもコメントを見るとほとんどminor revisionだったので、講義の合間を縫って修正して夕方送っておいたので、まあ、予想された結果なのだが。それにしても、この論文は自分的にはすんばらしくキレイな結果で、もう投稿すれば一発オッケーのはず、みたいなノリだったのに、フタを開けてみれば全然受け入れてもらえず、三回もリジェクトを食らってきたというものだったので、これでやっと手から離れると思うと感無量。できの悪い子供ほど可愛いかっていうと、決してそんなことはないわけで。

どうしてこんなに難産だったかというと、そのキレイな結果が、クモ業界で最近流行っていた研究結果と真逆の方向だったからだな。で、(私の目からは)イチャモンに近い批判を受けてリジェクトばかりされてたという。新奇性の高いネタはリジェクトされやすくなるのだから、リジェクトの回数をこそ誇るべき、という我がリジェクトクラブの理念そのものの経過をたどったというわけである。とほほ。

ともかくこれで二年ぶりに自分が主著者の論文を出すことができて、ホッとするわけよ。しかし、この段階で今年は共著も含めて英語論文が4本公表が決まっていて、あと共著のもう一本がおそらく近々アクセプトになる予定。和文のものも既に五本公表されていて、今日から今年も後半に入って、じゃあ一年で業績20本ですか?!という。いや流石にもう弾切れだけど、それにしても和文英文合わせて一年で二桁アウトプットがあるなんて、今年はなんて豊穣な年なんでしょう、という。