海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

街頭へ

今日も止むに止まれず、夕方から梅田ヨドバシカメラ前での街宣活動に参加してきた。京都でもやっていたけど、どうせなら人がたくさんいるところに行きたいじゃないか。本当なら国会前に行きたいところだ。で、ついてみると、正面入り口には誰もいない。しばし戸惑ううち北側から何かコールが聞こえてくるので行ってみると、戦争反対!とか繰り返し続けている。んんん?なんだこの旧態依然としたのは?これじゃあ広い共感を得られんのじゃないか?と思ってよく見てみたら、昔からの活動団体の人達だった。しまった!いや、でもまあいいよ、いろんな人がいろんなやり方で活動すべきだし、だったらこういうのもあっていいことになる。で、もう一度入り口前に行ってみたらば、スタッフと思しき学生さんがいて、場所がルクア前に変わったと教えてもらう。いそいそと向かうともう演説は始まっていて、昨日もいた人だろうか?が話している。聴衆も聞き入っている。するうち、前を知り合いらしい人が通って、あ、ひょっとして彼も聴きに来たんだ?と思うのだけど、一瞬人違いかも?と躊躇って人込みに見失ってしまうし。あとからfacebookでやっぱり当人だということがわかって、こういう場所で知り合いに会えるのはとっても嬉しいものだと思うわけ。一人じゃないべ。で、そうこうするうち内田樹が現われ話し出す。初めて生で動いているのを見た。内閣支持率を少しでも小さくするのが大事だ、という話。いや、昨日も思ったのだけど、こういう場では、もう誰も躊躇うことなく、この政権を倒すべきであると発言するのね。オレもちゃんと倣おう。それはともかく、演説に拍手などしていると、若い女性とそのお母さんと思われる人から「喋ってるのは誰ですか?」と話しかけられるので、説明する。「すごい人ですね」ともおっしゃるので、「さすがに今回のことは酷すぎますからねえ」と少し言葉を交わさせてもらう。政治的なこととはこれまで縁のなかった方のように見受けられたけど、こういうタイプの人達にこそ現状に目を向けてもらいたいところ。私の言葉も少しは貢献できたろうか。いや、内田樹も言ってたことだが、普通の人がその生活の中でこういうことについて自由に語ることが大事なんだよね。そういうことができて初めて社会がまっとうに運営できるってもので。ということで、SEALDsの人が回ってきたのでお札を寄付しておいた。8時まで聞いてさすがに二日連続だと色々滞るので、途中で抜けて帰ってきたのだけど、ヨメサンに寄付のことを話したら、「相手本物なの?」と突っ込まれた。いや、確かにこういう場でニセモノが紛れ込むのは簡単で私も寄付の時にちらっと頭をよぎったのだけど、それを過度に警戒して、本来必要なところに届かなくなるのも困るわけだから、そのリスク織り込み済みで寄付したんだ、と言ったら理解してもらえた。

最終的にヨドバシ前には2700人集まったとのこと。