海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

頭数

今日はI田さんに某研究会のお知らせをいただいていて、だいぶんと悩んだのだけど、やっぱりデモに行くことにした。ゴメンナサイ。上の子はヨメサンとお出かけで現地合流、ぶーちんはお留守番ということで、お昼ご飯を作ってあげてから出発。集合時間の30分前に円山公園に着。これだけ何度も来ていると、あーあの人の顔も見たことあるこの人も覚えがある状態になる。で、現実の知り合いとも会ったりして。いいのか?オレ?コミットがどんどん強まっているけど?

ともかく開始時間になって福山議員が挨拶するところで聴衆の中から暴れる人が出て、見守りの弁護士さんや警察がわーっと集まってきて、少しもみ合いや水撒かれたりとかもあって、騒然とした雰囲気になる。おかげで演説に集中できなかった。少し残念。乱暴なことをするにしても、あんな感情のはけ口的なやり方では仕方がないのになあと思う。反作用を生むから慎重にした方がいいと思うんだが。ともかくデモに出発。天気が良くてあまり寒さを感じなかったので助かった。四条から河原町、三条に曲がって川端降りてもう一度四条から河原町通って御池までという二時間コース。夏より歩道からの注目が減ってる感じがして少々不安。それにしても、京都だけあって沿道から見ている人たちには西洋の人もたくさんいるわけだけど、彼らのデモを見る目は日本人より明らかに好意的なのね。日本人には目を背けて見ないふりする人が結構いるけど、西洋の人にはそんな人ほとんどいない。ちゃんとこちらを見て、たいていは微笑みをくれるのね。嬉しくなりますよ。で、終わってヨメサンと糖分補給して帰ってきた。正直これで事態が変えられるかとても不安だけど、当面できることをするしかないからねー。

夜、「新・映像の世紀」はヒトラーを取り上げている。政権奪取前のナチと共産党との暴力的闘争の映像とかちっとも他人事でなくなってきたんだが。あと、今回は攻めた番組構成で、歴史修正主義者をグサリとやったり、某市長を彷彿とさせる表現てんこ盛りだったり、最後終わったあとの別番組の番宣最初のカットが首相だったり、否応なく今との関連性を思い起こさせられた。