海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

恐怖のリス人間

ヨメサンが議会で一般質問デビューである。デブーではない。私は授業があって傍聴には行けないのだけど、行けたとしても、子供のピアノ発表会を前に緊張する親、みたいになってたろうからこれでいいのである。ということで、来週の講演の準備をして授業を終えてそそくさとウチに帰り、まだヨメサンは帰ってないので、これは何か多数派にいじめられて立ち往生でもしてるんじゃないか、と心配になる。というのは、ヨメサンはいわゆる無党派市民派議員というやつで、政党に属して議会で中心的に振る舞う人たちとは立ち位置が違っているからなのである。うっかりすると市民派議員には情報さえ回してもらえないところもあると聞くし、行政を批判する言葉尻を捉えられて紛糾したりもあるそうだし。いや昨日まで私も質疑の原稿作りに参加していて、行政を批判するのに「奇妙な」とかのワーディングを使っていたので、ひょっとしてそういうとこ咎められたか?とはいえ、心配しても仕方ないので、ともかくオレが晩飯作らないと、と、買い物に行こうとしたところでヨメサン帰宅である。どよんとしている。聞くと、「別に紛糾したわけじゃないけど、原稿が長くて持ち時間に収まるか心配だったから早口で喋ったら、イライラしてる山尾志桜里みたいになっちゃった」とのこと。山尾志桜里ならいいじゃんと思うのだが、ともかく本人的には納得がいかないらしい。まーとはいえ無事デビュー戦が終わったんだし、ちょっと打ち上げに外食でも行こうぜ、という事になる。と、そこに引退された前町議さんがやってきて、良かったわよー、と褒めてくれるので、ヨメサンすっかり立ち直る。で、家族でしゃぶしゃぶ食べ放題の店に。たらふく食べて、最後にデザートが出るのだが、その前にヨメサンが注文しすぎた食べ物をさらわなきゃということで、私は鯛めし、ぶーちんがネギを分担する事に。上の子は非協力的である。で、ネギを口に突っ込んだぶーちん、こういう時にたまにあるのだが、なかなか飲み込めない。そうこうするウチにデザートが来て、アイスだったので溶けちゃうじゃん、と思ったら、ぶーちん、噛み続けてグズグズになったけどまだ飲み込めないネギを左の頬袋に入れたままアイス食べ始めるじゃないか。いや待てさすがにそれは気持ち悪くないか?頑張ってネギ飲み込んでから食べればいいじゃない、というと、無理だしアイスが溶ける、と、ぶーちん。もうネギの味もしないし大丈夫、、ってそういう問題かい!

しかし、行き帰りも含めて2時間ほどもかかったので、期末テスト1週間前に突入している上の子は勉強できなくてすこぶる機嫌が悪い。確かに、その怒りは正当である。彼も今年は受験生だし、私らも親としてもう少し気を使ってやらないかんなと柄にもなく反省したことを記録にとどめておく。