海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

弁士デビュー

少人数授業で教科書の輪読と言うか精読のようなことをしてもらってるのだが、普通に当番決めて発表するってことをしても、本文の機械要約のようなことをしてくる学生が多くて困るので、範囲を決めて全員に読んできてもらい、授業では司会を決めて、読んだ時によくわからなかったことを受講生で出し合ってもらい、分かる人がいればそこを説明してもらい、わからなければみんなで調べて解明を試み、それでもどうにもならなかったり変な方向に進みそうになったら私が介入する、と言うやり方をしている。これ、割と言いやり方だと思ってるのだけど、一つ問題は、わからないところを積極的に言ってくれる学生と何も言わずにひたすら黙ってる学生とに二局化することなんだよね。まあ、水を飲ませることはできないってやつかもしれないが。夜、帰り道に某お寺に。いやー、この選挙、あんまりおかしなことが起こるので、ちょっと某候補者の集会にでて応援演説してくれって頼まれたのを受けちゃったのよね。受けたは良いけど、応援演説なんかやったことないのですよ。ヨメサンにだってやったことないのに。で、何喋ったら良いかわからないので、もうここは開き直って、社会とはかくあるべし、みたいなことをぶってみたらば、他の人はコテコテだったので、オレだけ妙に浮いた話になってしまった。でもまあ、いいんだ。こういうのはきっと役に立つはず。どうでも良いけど、こういう屋内での集会の聴衆は自発的に聞こうと集まってくる人ばかりだから、ものを話す場としては極めてコンディションが良いことが分かった。一言一言ウンウンうなずいて聞いてくれるから、もうやりやすいわ。