海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

先手必勝

まあ今年のスキーは天候にたたられるわけだが、今日の予報は全国的に雨。低気圧の通過でがっつり降る感じ。とはいえ野麦峠はトップが2100mを越えるわけで、いくら低気圧通過で気温が上がると言ってもさすがに雪だろうとは思うものの、それはそれで帰りの道路が心配なわけで、勘弁してくださいよ、という。道路の安全のためには雨が望ましいのだけど、だったら滑れないしさ。一応、予報的には午前中は持つと言う話だったけれども昼頃には猛然と降ってくるのは必定。どうしたもんかねえ、ということになり、まあアラフィフ集団だし、コンディションの悪い時に滑ることもなかろうと、午前券で上がろうと言うことに。で、朝食食べて出かけようと思ったらもう既に降り始めてるのよ。うひー、とか言いながら宿から数分のゲレンデへ。なんか、道がかなりの急坂で、これで雪乗ったら怖いじょー。まあもう登っちゃいさえすれば、身動きとれなくなる可能性はだいぶ下がるけどさ。で、よく考えたら、オレ野麦峠って初めて滑るスキー場で、ゲレンデの新規開拓は東京(多摩だけど)時代最後に言った小海リエックス以来なんだよね。ここ、縦に2本リフトが並んでて、コース的には中斜面主体で結構楽しい。しかし、滑り始めはガスガスで死ぬほど寒いし(気温上がる予報だったんとちゃうんか!)、おかげで雪なのは良いけど、めっちゃ辛い。もうみんないつ休憩しようと言い出すか、ネコの首にスズつける状態。ところが何本か滑ってるうちに急に視界が晴れ、暖かくも感じられるようになる。おお、これで天気回復、、、てことになるはずもなく、ちょっと休憩している間に、また雪が降り出して、12時過ぎる頃には、マジで猛然と降り出すもんで、当初の計画通り、あがり。14本滑ったので、3日で計50本。まあ50オーバーだし、こんなもんっすかね。とはいえ、去年の転倒で減退していたスキー欲がさらに復活してきた感ありね。つうことで、一端宿に戻って着替えたり、宿の主人と薪ストーブトークしたりしてから下山を始める。もう雪がたっぷり道に積もってて怖い怖い。とりあえず数分ほどくだって県道に出るところでお蕎麦の昼食。知らんかったけど、この辺名物のとうじそばというものらしく、山菜の入った鍋でお蕎麦をしゃぶしゃぶして食べると言う方式で、これがとっても美味しいの。なんかうれしくなる。で、帰り道。県道はなんかすごい雪で、30分くらいそんな中を恐る恐るゆっくりゆっくり走る。一台脇にスピンしてる車見たな。ルートとしては19号線に出て中津川から高速に乗る。19号線に出ればさすがに雪はなくなってるだろうと思ったけれどさにあらず。木曽福島までは雪降ってて怖かった。いやー、野麦峠のアクセスは怖いわ。で、木曽福島からは完全に雨だったので、ここで運転を代わってもらいK家宅までは助手席でラクチン。これいいなあ。しかし、雨ムチャクチャ降ってたけど、これ野麦峠のあたりひどいことになってるんじゃなかろうか。はよ帰って良かった。。。ということで、17時にK家の人々とお別れして、大きく迂回する高速を避けて地道でショートカットして18時前に大垣西から高速に。養老で晩ご飯食べて19時40分帰宅。この時間なら疲れもないね。