海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

交尾日記も終盤

今日は大豊作で、ギンナガが3個体も交尾してくれた。これでこのシーズンの目標のサンプル数6が達成できそうな気がしてきた。あともう少し。さて、私いつも喋り始める前に、しばらく黙ってフロアから私語がなくなってシーンとするのを待ってから講義を始めるのだけど、そうすると大概は静かなまま90分が過ぎて行くわけ。一度静かになると、その環境自体がおしゃべりを抑制すると言う。でも、たまにいるのね、そんな中でも教卓に聞こえるような声でおしゃべりする人が。おそらくこれは最初は隣にも聞こえないような本当のひそひそ声で話してたところ、だんだん話が楽しくなってボリュームが上がってくるのだろうと想像している。で、そうなってくるとできるだけ早く対処しなきゃならないのですよ。それを見逃すと他の人も、いいんだと思って喋り出すからね。いわゆる割れ窓理論だ。で、こう言う時の私の発言はこうだ。「この授業、出席点とかないし、私別に誰かが黙って教室から出ても咎めないから、おしゃべりしたい人はどうぞ外でやってもらって構わないんですよ。喋ってた人、どうします?外でやってもらっていいですよ?」で、私の経験だと、こういうことを問いかけても答えてくれた学生はいない。下を向いて目を合わせないでおこうとするばかり。私じゃないよ、ってなところだろうか。これは、怒られるのがいやだから、事態をごまかして乗り切ろうとの戦術だと思われる。しかし、こちらの立場としては、そう言う戦術を黙認するのは教育上極めて悪いと思うのだな。おしゃべりするよりずっと悪い。だって、こちらは相手に質問してるわけよ。それに答えないって大人としてどうよ。なので、答えてくれるまでなんども問いかけを繰り返して、「答えてもらえないと授業進められないんですけど」みたいなことまで言って、やっと反応をもらうのである。この結果出て行った人はいないので、なんか無駄なことやってるなあ、と私とかションボリする。早く答えてくれればスムーズなのになあ。別に怒ってるわけじゃなくて、こちらはお願いしてるだけなのにね。