海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

習慣

今年も元旦は内田樹の本を読む。振り返ってみると2010年から一年を除いてずっと読み続けている。オレも義理堅い。で、昨日はせしょで仕入れておいたのは「ローカリズム宣言」。まあ、無限の成長を前提とする資本主義経済ってのはいつかは破綻するわけで、昨今の様子を見ているとその訪れも近いと思わるるところ、じゃあその先どうしていこうかね、ということは考えておいて悪くない。っていうか、もの考える仕事の人がそれ考えなくてどうする、という話だ。で、私もこの日記で常々言っているように、来るべき世界は新中世とでも呼べるようなものになるはずで、要は必要に応じて駆動される経済システムになる。で、人間にとって一番必要なのは食べ物だから、その新しいシステムの基盤になるのは農業だわな、という。エネルギー的には分散エネルギーに依存することになるわけで、人の分布はエネルギー分布に従うから、広く薄く散らばって住むことになるわけよ。都市から農村への人の移動って、そういう位置づけで見れるんじゃないの?とか思っている私にとって、本書に書かれていることはウンウンその通りと全部うなずける内容だった。つうことであっという間に読める。で、今日は午後遅くから実家に出かけて帰省している妹家族と晩ご飯。すき焼きである。で、帰ってきてから一北京。

ローカリズム宣言―「成長」から「定常」へ

ローカリズム宣言―「成長」から「定常」へ