海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

一年の計

「街場の天皇論」を読んだ。元旦には恒例の内田樹の本を読むべく、昨日はせしょで仕入れておいたのである。例によっていろんなところに書かれた文章のコンピ本。天皇制は日本の霊的統合のため必要だっていう話で、現実の権力と霊的権威を切り離しておくことが重要とのこと。それが、権力が失敗したときに、ぜーんぶダメだってなるのを防ぐ知恵だ、という話には、一瞬なるほどうなずきかけるが、それって天皇が人間的に高潔であることが前提であって、そんな前提満たされる保証なんてないんだから、あかんがな、と思い直す。やっぱ立憲民主制と天皇制って両立せんよ。天皇の人権問題だけでもうどうにもならん。世襲でない天皇ならありえるかもしれんが、そういうの天皇って言わんだろ?知らんけど。ということで、今日は実家に年賀の挨拶に行ってすき焼き食わせてもらうのだけど、受験生のいる我が家であって、夕方からサッと行ってサッと帰ってくることにしてなんの問題もない。しかし、すき焼き食った後で、めんどくさい話題が出てきて結局サッと帰れなくなったのは誤算だった。まあねえ、いろいろ引き継ぎとかあるからねえ。23時30分にウチに帰ってきて、万歩計の針は5kmを指している。ノルマ達成まであと2km。今から歩けばギリ間に合う。でももう寒い疲れた。のでヨメサンに「歩くべきだと思う?」と聞いたら「歩かなくていいと思う」とお答え。そうかあやっぱり歩かなくてもいいかあ、と、つい安きに走りそうになって、でもそんな自分に気がついて、これはイカン!と寒風の中2km歩いてノルマ達成。ヨメサン良いアドバイスをありがとう。

街場の天皇論

街場の天皇論