海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

生き証人

授業がないが今日は大学へ。本のことで某地方新聞から取材を受けるのである。オレもおえろうならはったもんで。っていうか取材といっても私にはよくわからないので、初対面の人とお話しするだけだが。で、早速記者さん、外でクモの巣と写真を撮りたいんです、とかおっしゃるので、それは難しいかと存じますよと申し上げるわけ。で、ひとしきり喋ってじゃあ写真撮りましょうとなって、ろくろ回すような手振りしながら自然に話ししているフリをして、と言われたので、ミシマ社から来てくれた京都オフィスのうら若い編集者さんと話すのだが、編集者さんたら私が思い出にとってあったiMac初号機をいたく気に入ってくれたので、そのことについて熱く語る。Appleが昔倒産しかけてたこと知らないんだもんなあビックリ。っていうか、流石に生まれてたと思うけど、ひょっとしてまだ物心ついてない頃だとか?Microsoftからの衝撃の資金援助とかもう歴史なのかあ。どうでもいいけど、我が家の玄関には拙著出版の日に表紙をでかでかと写し取ったパロディポスターが、近所の友人たちの手によって貼られていたのであるが、編集者氏なぜかそれを知っていて、私としても大変嬉しいの。みんな何のためらいもなく私をおもちゃにしてくれていて、それってとても幸せなことよね。