海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

御用聞き

土曜日なのに冷えたお弁当を食べるために大学に行かなきゃならなくて辛い。三日目のお弁当を食べる用事は午前中に終るのが通例なのだが、そんな日でも夜にも配給があるのである。これが平日なら、仕事しながら配給を待つこともできるのだけれど、今日は土曜日だ。なぜそんな夕方まで大学に残らなきゃいかんのだ、と、昼過ぎに大学を去り、電車に乗って実家の最寄り駅に。髪が伸びてうっとおしいので馴染みの床屋で切ってもらうのだ。で、ついてみたらいつも暇そうにしているこのお店にお客さんがいるじゃないか。まあ良いことなので、ついているテレビをぼんやり見ながら待っていたら、田舎暮らしの番組が始まって、新人地域おこし協力隊に密着、みたいなのをやっている。ほほうと見てみると、映っているのは知り合いじゃん!!あれこないだまで学会にいなかったっけ?いつの間にこんなことを?とビックリ。いやでもまあ、マクロ生物学を修めた人がこういうところに出て行くのは素晴らしいことなので、ちょっと嬉しくなる。がんばってほしいなあ。と、さっぱりしたので、実家によることに。まあここまで来ているし顔くらい見せてもバチは当たるまい。っていうか、こういうのは普通の私の行動習慣じゃないのだけど、ヨメサンが行ってこいっていうものだから。そしたら「ちょうど良いところに来た。高いところの電球が切れて交換してほしかったんだ」と親が言う。もう私の親も歳なので、そんなときにうっかり自分で交換しようとして落ちたりでもされようものなら大変困るので、それはもうやりますやりますと交換する。良かったよ来てムダじゃなかったよ。ということで、何だかいろいろ嬉しくなってウチに帰ってくる。ともあれ、冷えたお弁当も今日で終りだ。やっほう。