海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

距離感

朝から雨。上の子は大学に行っちゃって、家で仕事の私は一人。先週戻ってきた原稿の改訂作業が捗るよ。で、夕方、晴れている来たの大地からヨメサンからFaceTime。超古巣の同僚だったT澤さんが北の大地大学にいるので、昨日ヨメサンが急襲をかけたのである。T澤さんたら、突然の訪問に目を白黒だったそうだが、そういうわけでぶーちんのオリエンテーションが終わった今日の夕方にお茶をしようということになったと昨日聞いて、一瞬「朝飛行機に乗れば間に合うなあ」とか思ったわけだけど、オレも歳だし自制が働いてネット越しで混じることになったわけ。便利な時代だよ。で、T澤さんと雑談するのってムチャクチゃ久しぶりで、そもそも最後に会ったのも、それこそ5-6年以上前にどこかの学会でホンの一瞬すれ違っただけじゃなかったかなあ。ということで、なんか一人寂しく暗い家でキーボード叩いてしょんぼりしてた気持ちが晴れやかになって、喋っているとなんか向こうでT澤さんの知り合いの院生さんがたまたま通りかかって、会に混じってくれる。ああ、こういうのがUniversityであるなあ、と思って懐かしくなる。私は就職して以来、そういう環境とは縁のない生活だったので忘れていたよ。で、その院生さんにT澤さんが、ヨメサンとぶーちんを紹介して、スマホの中の私のことにも触れてくれたので、「こんにちは」って挨拶したらば「ああ、クモの研究している人ですよね」と言われて仰天する。「なんでわかるんですか?!」「一度オンラインセミナーを聞いたことがあって」みたいな。何という時代でしょう。ビックリした。しかしスマホ画面の小さな顔を見ただけで、一度オンラインセミナーを聞いただけの人の顔をよく認識できたなあ。ということで、それから小一時間ほど北の大地の大学生活についていろいろ教えてもらった。ぶーちんもなんか楽しそうにしていたらしい。まあ、まったく縁もゆかりもない土地だと思って行ってみたら、なんか親の友達とかその友達とかわらわら来て連絡先交換させてもらったりしたら、ちょっとワクワクするわね。わかるよ。ってか親としてもうれしいのよね。