海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

意地悪

Zoomで授業やってると、裏でメールとか来たりするわけですよ。で、学生に発表させたりしている時だったら、話を聞きながらメールチェックできたりするわけよね。そんな今日やってきたメールは、最近ミシマ社が注力しているオンラインイベントに出てくれませんか?という編集さんからの依頼。ひゃっほう。3月この方、イベント系のものが全部つぶれていて、しょんぼりしてたのよね。オンラインなら安心だし、4月この方ミシマ社がこの手の事やってるの知ってたので、オレにも声かからないかなあ、ってずっと思ってたからうれしいの。つうことで、一瞬授業から気がそれたのは内緒よウフ。さて今日は時間割上はもう一コマ立ち講義があるはずで、でもオンデマンドで動画を見てもらうことにしているので実際はその時間何かをしているわけではない。で、この授業、動画を見たあと何か内容について質問を1つ書くことを課していて、それをもって話を聞いたことにしているわけ。で、質問を求めた以上答えを返すのは義務だと思い、それについて喋ったファイルも作ってアップしている。で、これがまた30分以上かかる結構長いものなのだな。さて問題は、この質問へのお答えファイルを見たことについて、なんら確認する方法を私は用意していなかったことなのだ。っていうか、これを聞くのもセットで1回の授業だって行ってるわけで、当然聞いてもらえている前提でいたのだけど、良く考えたらそんなはずないわな。利得のない事は徹底的に回避するのが学生気質と言うものだ。ということで、先週は回答音声の末尾に「回答を聞いてくれているか不安だから、聞いてくれてる人は次の質問書き込みの時に、聞いてるよーって一言書いてね」と言っておいたわけ。さあどれくらい書き込みがあるか楽しみだなー、って蓋を開けて見たら、おおよそ1/7の人が書き込んでいてくれてた。まあそれくらいだろうね。6/7の人は単位のためだけに授業を受けていて、本当に話が聞きたいと思ってくれている人は1/7くらいしかいないんだな。まあこの1/7の人はエライと思うので、今回の回答動画には、「質問の末尾に自分の学籍番号の数字を全部足した2ケタの数字を書いてください。書いた人が全体の1/3以下であれば、書いた人の成績に加点します」と言っといたのね。これでどれくらい増えるかな。