海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

フュージョン

G司さんがまた来てくれて、田んぼの周りの草刈りである。どんだけ暑くなるだろうかと思っていたけど、今日はかなりまし。もちろん10年前だったら一番暑い日並みの温度ではあるのだけど、今年の中では低い方っぽく、涼しく感じる。まあ私は昨日の経験を踏まえて、保冷剤をタオルに包んで首にまき空冷服も着てみたわけで、これなら少々昼間でも保冷剤が冷たい1時間くらいの間なら動けそうだ。人間の適応力はすごい。まあそれはともかく、ヨメサンも含めて3人で1時間半ほど作業してかなり草が刈られたのである。素晴らしい。10時すぎから始めて12時前に作業を終え、13時から予約していた近所のフレンチイタリアンでランチ。ここに来たのは久しぶりで、値段が上がったなあと思っていたけど、味も向上していた。満足。15時ごろ帰宅。さあ、夕方からもう一仕事かしら、と思っていたらば、ヨメサンがビーズクッションを出してきた。ウチにはへたったビーズクッションがいくつもあって、ヨメサンが、そのうちの一つの中身を別のに入れ替えてへたりを解消しようと考えたわけだ。で、最近のビーズクッションだと補充が容易にできるよう、ファスナーで内部にアクセスできるように作られているものがあるのだけど、ウチのはそういう気の利いたものはないわけで、じゃあどうするかというと、布に直接穴を開けて、補充が終わったら穴を縫って塞ごうという計画だ。で、G司さんは裁縫がお得意。ヨメサンとしてはこの機会を虎視眈々と狙っていたわけだな。で、私はそういうヨメサンの計画には本能的にいやーな予感を感じるので、やめて欲しいなあと思うのだけどG司さんの手前あまり強くも出られず、困ったなあと思っていたらばもう穴が開けられて元には戻れない。で、穴にトイレットペーペーの芯が貼り付けられ、その上にレジ袋で作った簡易の漏斗も刺しこまれ、どんどんビーズがそこに放り込まれていく。で、まあそんな綺麗に入るわけもなく、こぼれたビーズがそこら中に広がって、もう勘弁してえ、と思いつつ手伝わざるを得なかった。辛かった。で、この辛い気持ちをG司さんにも気取られたりして恥ずかし。しかし補充が終わってさすがはG司さんで、穴がかがられて、しっかり止まって漏れもない。ということで、私の心配は杞憂に終わりヨメサンの計画は成功裏に幕を閉じたのであった。