海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

30年越しの答え合わせ

高松なので朝も当然うどんであって、9時から開いているというお店に。なんかこんな時間から満席ですよ。すごいな高松。お腹も満ちて、庵治半島を車で一周連れて行ってもらう。全然知らなかったが石の町らしくそこここに石材屋があって、これ将来需要あるんですかね、みたいな話をする。それからなんか純愛の聖地みたいなことも書いてあって、何ですかこれはと言ったら、「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地なんだそうな。何じゃあここに長澤まさみが!と思うとありがたい。で、O崎邸に帰り着く。いやこのお家、なかなか良い家で、中古らしいのだけど建主がしっかりした人だったようで、大変作りが良い。しかもロケーションが良くって、家の前に広い土地がついていて、ケヤキの落ち葉とか溜まりまくっている。なので、これは焚き火をすべきでしょう、ということになりサツマイモを買ってくる。焚き火は私の天職であるので、実行。落ち葉で焚き火するなんて本当に久しぶりで、大変喜ばしい。焼き芋も上手くできた。で、広い土地は最初藪ぼうぼうだったらしくO崎さんが大分整理したのだけど、まだまだ追いついていないところがあるとのことで、ヨメサンと二人で枝を払ったり、野バラを根っこから引き抜いたりして、まあ開墾作業を夕方まで。程よく疲れたので晩御飯で、またもやうどんである。で、ヨメサンが言うに「郷屋敷」というところに行きたいと。高校生の時に行ったことがあってとても美味しかった記憶があるのと、実は友人のご実家だというじゃないか。えー、長い付き合いなのに、そんなこと知らなかったよ。ということで出かけて、ヨメサンがまたそのことを仲居さんに話すもんだから女将が出てきて、たいそう良くしてもらえる。女将からすると、姪の友人が訪ねてきたことになるわけで、確かに自分の甥姪の友人が、名宛で訪ねてきたら嬉しいかも。で、そのお店は、お庭とかすごくて、聞くと香川のお偉いさんもよく来るのだそうな。由緒ある家だな。ということで、なるほど友人がああいう人なのはこれがルーツだったからなのか。理由があるもんだな。で、O崎さんとはここでお別れして、私らは次の目的地に向かうのである。伊予三島。宿について少し偵察に出ると、駅前商店街があって、まあもちろんシャッター街になっているのだけど、ここはなんか普通のシャッター街と雰囲気が違う。入っていくと異次元に連れていかれそうな怖さを感じて、足を踏み入れられなかった。ほへー。