海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

テレビの威力

ヘウレーカ!を見てくれた企業研究者の方が会いたいといってくれて、部屋を訪ねてきてくれる。といっても研究領域的にはだいぶ離れていて、どういうところに接点があるのかなあという感じで手探り的にお話。どうも同じ頃に百万遍近辺にいたようでそのあたりでは接ぎ穂がいろいろある。と、そういう情況であってもなんのかんのと2時間ほどもお話できるようになったオレってのも、成長したよな、と思うわけ。昔だったらそんな初対面の人とはロクに話せなかったのにね。終って、新年度を控えて学生に書類をまく仕事。何度もいうけど、これどう見てもリソースの誤った配分方法だと思うよ。論文書かせてほしい。終ってとっとと帰ってきて、ムシャクシャするから散歩に出かける。

時間遅れ

ジャーエソの投稿数が今年に入ってから激減していて、編集長としては気に病んでいたわけですよ。が、去年まで副編やってた某雑誌からこないだ査読依頼が来て、その原稿番号を見たらば、この時期にしてはえらい小さな数で、なんだいここも原稿減ってるんじゃん、ということに気がつく。計算してみると減少率はどちらも同じくらいなので、ウチが弱小だから見限られたというわけではないらしい、ということがわかってホッとする。というか、これコロナ禍の影響ってことよね?去年フィールドワークができなくってそれが今になって原稿数の減少として現れてるってことよね?で、噂によると、同じ現象は他のところでも見られているらしく、まあだったら研究者的には、皆が一様に原稿書けなくなるなら良いのかもしれないのだが、出版帝国的には困るかもねー、と思った。知らんけど。

巻き込まれ

選挙の近いヨメサン、3カ月毎に開かれる議会のたびに作って(ほぼ)全戸配布している議会報告ビラを10日前に終わった議会後、選挙までにまきたいわけだ。で、本来なら20日くらいにはできているはずだったところ、例によって遅れてしまいやっと今日印刷が上がるということで、少しでも早くまきたいということで、竹田の印刷屋まで取りに行くことに。仕上がりが昨日であってくれれば大学の帰りに取りに行けたのに、お休みの今日にわざわざ通勤路の7割くらいの位置にある印刷屋まで行くのははなはだ不条理である。が、やむをえない。ヨメサンがもう少し効率を考えて仕事をしてくれれば良いのに。。。ということで、これで午前は失われ、午後はリモート会議に使われる。良い天気だったのになあ。

希望的観測

確かにスケジュール帳には今日の夕方会議って書いてあったのである。で、お昼にも会議があって、昨日と同じ議題をまた承認するために大学に出かけなきゃいけないのでそのまま夕方かと思っていたわけよ。ところが、何の会議だっけ?と思ってメールを繰ってみてもどこにも案内がない。私はメールを見てスケジュール帳に書き込んだはずなのに、その元メールがいくら探しても見つからないのだな。で、昨日他の学部長と事務と話していた時に、その学部長は今年で任期が終わるといううらやましい状態だったのだが、事務が、明日の会議2つで終わりですねお疲れさまです、みたいなことを言っていて、私には「先生は1つですから」と言っていたので、そうかどうもオレ何か勘違いしてスケジュール帳に書いてたんだな、という結論に達していたわけよ。で、昼の会議が終わって、夕方の混雑が始まる前に、と、早めに帰りはじめたところ、途中で「今日の会議は諸般の事情でメール審議になりますので」みたいな連絡が飛び込んできたわけ。げ?じゃあスケジュール帳間違いじゃなかったの?うへーあぶねー。またすっぽかしやらかすところだったじゃん。という冷や汗な今日であった。で、なぜこうなったのだろうと原因を追及してみると、どうも前回の会議の資料に記載があったらしい。そりゃわからんわ。ということで、今月の会議は23回あった。先月末まで144回なので、今月は異常。で今年は167回の会議だった。っていうか、ひょっとしてコロナの今年はそれまでが異常であって、今月が通常だったらどうしようかと心配。まだ後一年耐えなきゃならないんだよ。っていうか、なんかこの日記が会議日記みたいになっていて辛い。

折り返し

8時間にわたる5つ連続の会議は非人間的であるということについて強く主張したい。後半なんてくたびれてロクに頭も働かないんだから、もう説明いらんから承認だけさせてくれよって感じよ。どう考えても何か決めるための会議じゃないじゃん。つうか、昔から釈然としないのだけど、ある会議で原案を作った人間が別の会議に議決権もって参加するのってほんとに良いの?人数の次第によっては後者の会議にだけ参加する人には決定権が無いことにならんですかね?まあいいねんけどさ。ともあれだ、学部長が出なくちゃならない毎週開催の会議は今年は今日で終わりだ。むちゃうれしー。

球拾い

組織はルールに基づいて運営されるべきであって、提示されたルールに抵触していないように見える案件を「いや実はこれはこういう意図のもので」とか事後的に言い出して規制かけるのはありえない、というようなことを主張する日。おかげで会議が無いはずだった日にまた大学にいかざるを得なかったじゃないか。他にも根拠のない規制になりかねなかった話を、いやちょっとまってそれ理由がないでしょ、みたいなことを言って止めなきゃならなかったのも一件。ここだけじゃないのだけど、なんでオレがこんなことを?という事をしなくてはならない事案が続くのう。