海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

湯の花

ついに恐れていたときがやってきた。


昨日は子供が疲れて泣いたが、今日はヨメサンが張り切りすぎてダウン寸前。というわけで、今日のフロ入れ当番はこのわたくし。いや、フロ入れは怖くも何ともない。これまでにも、何度もフロに入れては、石鹸を目の上に落として泣かれたり、湯に浸けすぎてのぼせさせたり、すっかり経験豊かなお父さんであるのだ。


で、今日も何ということは無く湯船に浸けたわけだが、どうもそっくり返ったりしていつもと勝手が違う。お湯に浸かればおとなしくなるのにおかしいなあ、と思っていたらお尻を支えていた左手に水流を感じた。


黄色い湯の花が咲いた温泉の一丁上がりである。効能は、、などとふざけている場合ではない。あわててヨメサンを呼びつけ緊急用大型バケツに湯をはり、赤ん坊を移して一息ついたのである。結局、今日はシャワーだけで済ませてしまった。


いや、しかし、以前から放物線とかやられていたわけで、フロの間だけが例外であるはずないと恐れていたのだが、起こる可能性のあることは必ず起こる物であることだなあ、と納得。むしろ、よく今日まで一度もこの事態に立ち至らなかったことだと自分の幸運に感謝して、、


ちょっと待った。確かにフロで固形物が出たのは今日が初めてだが、液体を出したことがないなどと誰が言えよう。そうか、私はそんな簡単なことにも気づかずに気持ち良くフロで顔を洗っていたのだなあ。あなどれん。