海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

クリームコルネ

クリームコルネはしっぽから食べるもの。みなさん(←誰だよそれ)も、そうじゃないですか?


いや、今日はヨメサンと散歩に出かけてクリームコルネを買いおやつに食べたのだが、いつものようにしっぽからぱくっとやった瞬間、そういえば結婚してからクリームコルネを食べるのは初めてであったことに気がつく。


こう、結婚生活というものは、これまで自分が微塵たりとも疑うことの無かった生活習慣が、連れ合いによってなんの根拠も無いことが白日の下にさらされることで8割方成り立っていると言って良い(数値は推定)。


クリームコルネだって、ひょっとしたら頭から食いついて少しずつクリームをしっぽに落とし込むことで、最後まで甘さを味わいながら食べるのが通というものかもしれん。戦慄した私はおそるおそるヨメサンに聞いてみた。「あのー、クリームコルネはしっぽから食べるもんだよねえ」。しばしの沈黙。しまった、やはりしっぽから食べるのは田舎者の行為かっ!空腹に負けて無防備に行動しすぎたのかっ!!


「そうだね。しっぽから食べるね」と無気力な返事が返ってきた。さっきの沈黙は、どうも考えたことの無かったことを質問されたときに生じる思考停止状態だったらしい。


とりあえず我が家ではクリームコルネはしっぽから食べるものとめでたく決定した。しかし、これは決してそれが世間様の常識であるということを意味していない。外で食べるときは、もう少し警戒しないといけないことだ。