海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

「あれは何だ?」「カンガルー!」

昨日、スカパでタヒチボラボラ島の観光案内の番組を見た。ボラボラには私ら夫婦で昔行った事があるのだが、もうきっと二度と行く事はできまいということで、せめてテレビででも見ておこうと。


で、調子のいい事を喋るガイド兼ドライバーが駆るジープで道なき道を島にいくつかある展望スポットに向かうサファリツアーが紹介されていた。私らも参加したのだけど、ボラボラの青い海を一望できるこのツアーは参加して大正解であった。で、番組の中でそのガイドの名前はロキさんとテロップが出た。ロキさん?ヨメサンと顔を見合わす。


「ロキさんって私たちが乗ったジープの運転手さんもロキさんだったよねえ?」
「確かにそうだったけど、でもこんな顔の人じゃなかったぞ。もっとこう背が低くってがっちりした体格の」
「えー?そうだっけ?」
「なんだ、あんたそんな重要な事忘れただか?」
「ちょっと、待ってよ。ロキさんの写真ってあったっけ?」
といって、ヨメサンしばらくコンピュータを操って写真を探す。
「ほんとだ。全然別人だ」


どうも、ロキさんと言うのは固有名詞ではなくサファリツアーのドライバーのことではないか?という結論に至った。カンガルーみたいだ。ちょっと違うか。「よーし、お前もジープの運転ができるようになったからロキさんを名乗っていいぞ」とかあるのだ、きっと。


楽園は一味違う。