海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

明日で終わり

いよいよ明日で前期の講義も終わり。今年の前期は最大週10コマ、平均8コマで最低でも6コマあって、そのうえ休日の課外実習が7日分もあった。これから毎年こうなるようだ。巷では大学改革とか言われていて、もっと教育しろもっと教育しろということだが、私なんかこれ以上教育する余地などびた一文無い。っていうか、こんなにコマ数があったら逆に質が下がると思うんだが。


教育の質を高める必要があるというのは、全く賛成なのだが、日本の教育の問題点と言うのは、思考力・論理力の養成が弱いということで、それって大学で対処するには遅すぎるというか効率悪すぎると思うがどうか。質のいい初等・中等教育の先生を養成すべきであるから、先生の給料を上げたり教育学系の充実を図るべきなのに、逆の方向にばっかり行っているのはいったいどういうことか。


それはともかく、こんな怒濤の前期が明日で終わり。今週は一コマ終わらせる度に、重しが一つずつとれて行くようで大変気持ちがよろしかった。で、いよいよ明日の一コマ目で全て終わり。決して授業するのがイヤなわけではないのだが、今の状態だと研究に割く事の出来る時間がほとんどないのだから(なのに、ムリムリ研究もやってるわけでそりゃ忙しいはずだ。あげく赤ん坊は夜泣きだし)、これくらい言わせてもらってもバチは当たるまい。


でも、こういうのって一日前が一番楽しいんだよな。