海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

涼しいのは気候だけじゃなかった

今日はまた輪をかけて涼しい。で、ウチの隣の大学が入学説明会。もう高校生とその親が大挙して押し寄せていて、これまでみたことのないような賑わい。さすがは国立ブランドと言うか、団塊の世代大量離職時代を迎えて教育系大学の人気再燃なのか。ところで、謎の生物オナガウジがわいていたところは噴水の残がいだと思っていたのだが、今日行ってみると水が出ているじゃないか。年に一回のお役目なのだろうか?で、綺麗な垂れ幕も下がっているし、雑草は見事に刈り込まれているし、この大学は見栄えにかなり気を使っている事が知れる。一昨日の伝で言うと、、(以下自粛)


その大学を抜けて独立行政法人情報通信研究機構の施設一般公開に家族で出かけてみる。ここも大賑わい。展示内容はけっこう専門的で、人に見せてわかってもらえるのだろうか?などと余計な心配をする。かくいう私も量子通信の原理について説明を受けたのだがチンプンカンプンだった。それにしてもこれにつきあう研究員の人も大変だ。


帰ってきてから試験の採点を少しして、夕方の社会性昆虫勉強会のために神保町の専修大学へ。すると地震である。阪神大震災の時に京都で感じた揺れよりも、小さかったけれど長かったので、チラッとだけ帰れるかしら?と頭をよぎったのだが、後から来た人が「一度電車が止まったけどまた動いてたようだ」と言うので安心してセミナーを聞いていた。カンモンシロアリの初期コロニー同士を接触させると何が起るかと言う話。で、終わってから水道橋まで歩いていって中華料理屋でカエルの脚とか食って喜んでいたのはいいが、いざ帰ろうとすると中央線が東京新宿間で止まっているという。仕方がないので、お巡りさん(こういうときは「お巡りさん」と呼ぶのが似合う)に道を尋ねると、神保町まで戻って地下鉄に乗れと言われる。言われた通りにして新宿に着いたはいいが改札が人だかりで近寄れないので、京王線とバスで帰ってくる。2時間かかったけどちょっと面白かった。どこかが止まっていても迂回して何とか帰ってこれるというのは東京ならではだ。それにしても、もうちょっと大きかったら帰宅難民になるところだったと思うとヒンヤリだ。