海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

サービスしてあげてるつもりなんだけど

さらに試験二科目。有名な批評家で、映画評論もたくさん書いているので、この大学に来る前から名前を存じ上げている教員が私の科目の試験監督に動員されるということで大変恐縮する。「以前から映画評論読ませてもらってます」なんてミーハーしたくなった。どうでもいいが、講義では軟骨魚類硬骨魚類の違いを喋ったので「サメとマグロの見分け方について説明しなさい」てな問題を出してみたのだが、ざっと見て回ったところ、誰も「食べる」って答えは書かなかったようである。正解にしてあげるのになあ。残念。

そして採点。昨日の答案の半分を片づける。この調子なら来週明けには終わりそう。昨日の試験では、「ある生物が一年で個体数が二倍になったとして、このままの増加率で十年経ったら何倍になるでしょう?」って問題を出したら、おそらく半分以上の学生が二十倍と書いていた。今やこういう問題は点をあげるためのサービス問題にもならないんだなあ。