海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

お門違い

前期の授業アンケートの結果が出て、私の科目は「成績評価の方法についての説明は十分であった」という個所の評価が平均より低い。しかし、これは妙なのである。私の科目は試験100%で評価するという極めてシンプルな方法を採用していて、そのことはちゃんと講義の一回目と最終回、それに念を入れて二回目にも(初回の講義に出てきていない人がいるからね)説明しているはず。これ以上十分に説明せよと言われても困るじゃないかと、しばし頭をひねる。で、この矛盾を説明する仮説として一つ思いついたので聞いてつかあさい。

その仮説とは、受講生が求めている説明と言うのが私の考えているものと違っているという事。きっと彼らは、「出席したら一回5点あげるから12回出席すれば単位が出る」とかの、確実に単位をもらえる方法についての説明を求めているに違いない。試験評価と言っても、あらかじめ提示した問題に対して準備した答えを書かせるだけの試験とか、極めて狭い出題範囲を限定して試験を行うとか、そういうことをしている科目もあると聞くわけで、そういうのなら「十分な説明」になるのだ。きっとそうだ。

いや、彼らの一部は本気でそう思ってるんじゃないかと思わされることがよくあるのですよ。「試験範囲を教えろ」と言ってくる人に「授業で話したこと全部」と答えるといつもあからさまにイヤな顔をされるのです。

ついに今日から講義が始まってしまった。去年と比べて10日以上早い。

サブウェイ123 激突」を見る。つつがなく牛乳を買って帰る話。っていうか、このお話にトニー・スコットの演出はうるさすぎる。あー、カンに障るカッティングだったよ。クラシカルで面白い要素のある話なのに、なんでそうするかな。