海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

柚子湯

夜、風呂に入ってフタを取ってみると、柚子が浮かんでいた。「柚子湯とは、まだ冬至には早いが、なかなか風流な事である」と思ったのだが、どうも何か変だ。お湯が濁っている。良く見ると果肉と種まで浮いているではないか!さらに良く見ると柚子はすべて二つに切られていていて、絞った跡がある!ヨメサンに「これはいったい?」と尋ねると「だって私が昔入った銭湯では搾りかすをネットに入れてお湯に付けてたような気が。。」ひょっとして、そういうやり方もあるんですか?

そういえば今日の晩ご飯は、豚肉と白菜の重ね蒸しに、柚子の絞り汁をたっぷりかけておいしくいただいたのであった。

そんなわけで果肉まみれで上がってきたのだけど、大変体がホカホカして、別にこれでもいいかなあと思った。


そんなヨメサンだが「今日は前からとても欲しかったものを入手した」と。古くなってページの取れかけた絵本を直そうと思ったヨメサンは図書館の人に「どうしたらいいでしょう?」と尋ねたところ、「ブッカー」と呼ばれる専用の補修テープがあることを教わったそうな。これは図書館には必需品ではあるものの一般に手に入りにくいものらしく、ヨメサンはわざわざ製造元の「日本ブッカー」まで購入に出かけたそうだ。で、もらってきたカタログを見せてもらったのだけど、この会社は図書館備品の専門会社らしくって、投げ込み用返却ポストとか載っていて面白かった。冷静に考えればそういう会社がある事は不思議ではないのだけど、しかし改めてその存在を知るのはやはり感心の気持ちを禁じえない。で、この気持ちを忘れないようにここに記すのである。