海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

朝来たる

苦闘二週間。やっとiMovieとHDカムを使って造網行動の全シークエンスを撮影する方法を確立したのである。ということで、具体的手順をば。
1. HDカムを設置して電源を入れ、MacFirewireケーブルで繋ぐ
2. Mac側のバックグラウンドで動くプロセス(TimeMachineとかMailとか)やスクリーンセーバーなどを切っておく。
3. 以下のようなAppleScriptを書いて保存する。


tell application "iMovie"
 activate
end tell


delay 60


tell application "System Events"
 tell process "iMovie"
  tell window "読み込み元:HDV-VCR (HDV)"
   tell group 1
    click button "読み込み"
   end tell
  end tell
 end tell


 tell process "iMovie"
  tell window "読み込み元:HDV-VCR (HDV)"
   tell sheet 1
    click button "OK"
   end tell
  end tell
 end tell
end tell

ひょっとしたら"読み込み元:HDV-VCR (HDV)"はカメラによっては違う表記になるかもしれない。それから。途中のdelay 60はiMovieを動かしてから読み込みボタンを押すまで60秒待てと言う事。この待ち時間がないと起動処理が終わる前に次の操作をしようとしてエラーになる可能性がある(60秒もとる必要はないのだけれど、念のため)。
4. 保存したスクリプトiCalのイベントにあるアラーム機能を使って決まった時間(私の場合は夜明け頃)に動かすよう設定する。
5. iMovieを終了する。これが重要。iMovieをつけたままだとカメラがアイドルしてしまうようで、いざ取り込もうという時にエラーが起きる。一から起動すると、カメラもちゃんと目を覚ます。
6. カメラとMacの電源を入れたまま家に帰る。

これで翌朝研究室に来てカメラを止めれば良いわけだ。もしそれができなくても、取り込み停止のスクリプトを書いてiCalで動かせば良い。ただしiMovieが動画サムネイルを作るのに撮影時間以上の時間を必要とするのはちょっと厄介。今日なんか4時間の動画を処理するのに5時間半もかかった。最新のMacProが欲しくなるね。

まあそれさえ我慢できれば、これで問題なくデータを採っていく事が出来るでしょう。