海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

クワガタ漁夫と化す

小田さんの新刊「利他学」を読んだ。進化心理学は私の専門とはちょっとズレているので、こうして簡単に現状を概括できる本はありがたい。あと、動物全般に目配りしながら論を進める進化心理学の本って、実は希少なんじゃないかなと思ったりした。ともかく、授業のネタに使おうかと言うトピックスをいくつか得る。ありがたいです>小田さん。

午前中、久し振りに市民農園に。近くの畑のオジサンがウチの子にノコギリクワガタをくれたのは良いのだけれど、手の平に乗せたまま、その所有権を巡って上の子とぶーちんが言い争い。それに熱中しているうちに、クワガタはブーンと飛んでいった。兄弟ゲンカは世の常とはいえ、あまりのアホらしさにお父さん哀しくなっちゃったよ。

どうでもいいけど、兄弟ゲンカをネタに利他行動の発達を研究するアプローチってないのかしらん?

利他学 (新潮選書)

利他学 (新潮選書)