海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ブリコラージュ

調査スケジュールをお盆に設定したのは、大学教員お得意裏張り戦術だからなのだけど、お休みだと人に会わなくて恥ずかしくないからという理由もある。ところが、朝一から図書館の人と連続遭遇。どうしてここに?とお互い思うわけだけど、図書館の人の疑問の方がよりまっとうであろう。ちなみに私の疑問の答えは、図書館のシステムリプレース作業のためとの事。お疲れさまです。

古巣では私がいる時から、新しい建物の建築中。で、今回はその関連でいろんなところが立ち入り禁止になっていて、クモがとれんじゃないかと焦る。ところが、やり始めるとどんどんどんどん見つかる。こんな豊作は住んでた時も含めて経験したことないよ。。。ってか、ひょっとして今年は月に一度しか弄ってないから、それで個体群の受けるダメージが小さいからとか?(←そんなわけはない)

で、クモを採り終える前にサンプル瓶が底をつく。こりゃあまいった嬉しい誤算だが、ともかくいかんともし難いし、そもそも暑いしTシャツは絞れば汗が滴るぐらいになるしで、7時半から始めた作業を13時で終えて宿へ。とりあえずこの身体中の汗をシャワーで落として、やっと人間の気持ちになる。お昼を食べて、3泊にも関わらず、一日二度も着替える為に服が足らないので洗濯へ。洗濯機を回している間にお昼ご飯。その後、採って来たクモを検鏡して、明日どうすんべえやあと思うと、サンプル瓶の代替物があればいいということに気がつく。で、ホームセンターへ。ここは貧乏行動学者の夢の国だなあ。すぐに良いブツが見つかる。食卓用蓋つきミニカップだ。親指くらいの直径のプラスチックのカップ。これを大量に買い込みサンプル瓶からクモを移して、明日の準備も万端なりよ。