海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

エセヨーロピアン

考えてみれば、8月9月と土日祝日には必ず何か予定が入っていたわけで、今日は二ヶ月ぶりにスケジュールに縛りの無い休日。もちろんこの二ヶ月、一日学会の準備したり文章書いたりしていた日もあったので、肉体的に多忙だったと言うわけでは必ずしも無いのだけど、でも喫緊にやらなきゃいけない事が常にある状態は長く続くとそれなりの疲労になるわけで、今日一日を気まぐれに過ごしてやる事は結構楽しみ。で、朝起きてみると、秋晴れで天気も良いので、どこか関西らしいところに行くのも良いかと思って、大阪城に行こうよと家族に提案してみた。ベタな選択と呼ばば呼べ。なのに、子供らは行きたくないウチで遊んでいたいという。ああ、ついに親と一緒の遊びについてきてくれなくなる年頃なのか、と寂しくなるわけだけど、だからといって折角のオレの休みとこの良い天気を子供につきあって家の中で過ごすのはかなわんので、ええいとヨメサンと一緒に梅田に買い物に行った、という私の休日。おやつに大丸で甘いもの食べてお腹いっぱいになったので、晩ご飯は子供らだけ先に食べさせて、大人は買ってきた生ハムとチーズとパンと赤ワインで済ます。これはこれで美味い。

チーズは阪急の一階に入っているチーズ王国で求める。これは立川に本社があるお店で、東京(多摩だけど)時代に最寄り駅であったところの国分寺の丸井に店があったので、ちょくちょく使っていたのであるな。お店の人がいろんなチーズを解説しながら試食させてくれて、美味しいのでついついたくさん買ってしまうという恐ろしいお店だ。で、その当時、今度梅田の阪急に出店する事になった、という話を聞いていたので、折角だからと行ってみたわけ。すると店員さんの第一声が「あ、こんにちは」というもので、あれ?と思ったのだけど、後から良く聞くとその店員さん、少し前まで国分寺のお店にいたらしく、私らの顔を覚えてくれていたそうな(私らは覚えてなかった)。ホンマかいな?と思うけれど、そう言われると、私的にも何となく「会った事あるかも」とか思うようになるのが人の記憶のいい加減なところである。