海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

君は亜熱帯

今日から二泊三日で長崎。今年のフィールドデータを共同研究者のS宮さんと一緒に眺めてみて、来年度の研究の進め方を打ち合わせするのが目論見。旅費も余ってるし(っていうか費目間の流用とかさあ、機動性のある研究費使用とかさあ)。いやあ、長崎は春のような暖さ。引っ越してから冬に来るのは初めてだけど、こんなに暖かだったっけ?で、夜はこの秋からこちらに勤めている学部・院時代の同期であるところのI上さんと旧交を温める。5年ぶりとか?それにしても、体の不調自慢は40代の話題の定番である。魚和がなくなったので新たに寿司屋を開拓すべく思案橋をウロウロ、二軒満員で断られて三軒目でやっと入れてもらえたところで長居。やっぱりカウンターで握ってもらうお寿司は美味いなあとか思いながら、お酒も込みで3000円。

宿はいつもの長崎駅JR九州ホテル。なのでユナイテッドシネマにも顔を出して「ペントハウス」。世は革命である、と言う話。主人公たちが盗みを決意するまでの心の動きが丁寧に描かれているなど手堅い娯楽作にまとめられていて面白かった。ブレット・ラトナーは職人だなあ。一方、キャストも皆イメージ通りで手堅いのだけど、これは若干のマンネリズムと言えない事もない。もちょっと配役で新鮮味があっても良かったんじゃないかな。どうでもいいけど今回メンバーズカードのポイントを使って無料で見たわけだが、モギリの人に「いつもありがとうございます」と言われてビックリ。実態としては久しぶりに来たのだけれど、モギるときにチケットに「ポイント観賞」と書いてあるのを見ての発言かと思われる。うーん細やかである。住んでたときはサービス業果つる地とか散々揶揄していたこの街もだんだん変わってきているのかもね。