海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

同じムダなら踊らにゃ損損

年度末。今年から私の科研費基金化されたので、残ったお金を次年度に繰り越せるようになった。ところが、どうもそのためには面倒くさい書類を書かなければならない事が判明。繰り越しが必要な理由を書くスペースがA4半分ほど、繰り越しを受けて変更される来年度の研究費使用計画を書くスペースがA4一枚ほどもある(これってウチだけのローカルルールなんだろうか?)。残ったお金なんて一万円にも満たないので、そのためだけにこんな労力を払うのはなんか割に合わんのじゃないかと思わざるを得ない。それって基金化の趣旨に反するんと違うかなあ。いや、そもそもお金が余ったのに理由なんて無いわけだし(一年も前に立てた予定通りに研究が進みますかいな)、わずか一万円弱のお金が来年増えたからと言って次年度に何かが変わるわけじゃない。いや、基金化の趣旨ってのは、年度末に必要もない文房具を買わなきゃならない心の痛みを味わうのとそれに要するムダな手間が何年かに一回に減らせることじゃなかったのか?ともかく、科研費をもらっている人の悲願であったところの基金化を骨抜きにされてはたまらないのであって、ここは個人的な利害得失からは非合理な行動であるけれども、無理矢理にでも書類を作って繰り越しをしてやる事を決意する。

この週末は白馬なので前泊のため夜から移動。またもや強烈な寒気流入という事で、行くのやめようかしらとちょっと思ったりしたけど、ともかく出発。彦根関ヶ原で梯団をくらう。考えてみれば12年ぶりとかだ。その後も飯田辺りから断続的に雪。積もるほどではなかったからスピードを落しながら進んでいるうちに岡谷付近のチェーン規制も解けて、松本付近は順調だったけれど、大町からは路面凍結で、こちとらへたってきているスタッドレスなのでビクビクしながらだったけれど無事到着。結局予定より30分遅れで済んでホッと一安心であるよ。