海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

パンタジア

ウチの近くのスーパーに、パンタジーなるパン屋が入っている。で、前々からこの座りの悪い合成語ってどうよ、と思っていたので、そうヨメサンに訴えてみたら、「そうよね。日本語と英語とを混ぜちゃあいけないわ」と同意してもらえるわけだけれど、おい日本語じゃないだろう日本語じゃあ。「何言ってるの。英語でパンはbreadでしょ」いやだからカタカナ書きだし外来語。「じゃあオランダ語、か、ひょっとしてポルトガル語かな?ともかく、別の言葉を混ぜるのがいけないのよ」

しばらくしてキーボードをかちゃかちゃやるヨメサンがいて「ほれ見りん、パンってポルトガル語よ」と。なるほどわかった確かにパンは英語じゃない。。。と、私もふと思いついて英英辞典で今度はfantasyの語源を調べてみると、元はラテン語だとある。あれ?ポルトガル語のパンだって起源はラテン語のはず。と言う事は、ヨメサンの言う「パンタジーは別の言葉を混ぜているからダメ」というのは間違った難渋と言うべきじゃないか?むしろ、大変に教養ある語ってことだから、ヨメサンのロジックに従えば称賛されてしかるべきじゃなーい?

ちなみにファンタジーポルトガル語ではfantasiaらしい。