海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

デートの誘い

予想外に早い梅雨明けと悪鬼のような最高気温にすっかり希望を奪われてしまって、昨日から研究室のエアコンをつけてしまったのだな。去年は7月末まで頑張ったのに情けない>オレ。そんな中、2時間目はウナギ問題について講じてみた。感想を書かせてみると、ウナギはキライだから食べないと言う人が結構いてビックリ。こんな旨い物を嫌うなんて君たち間違っているよと言いたいところだけれども、昨今の状況を見るにつけ君たちは結果的に間違っていないとも言いたいわけで、アンビバレント

そして今日も3時間目は学生を外に連れ出すのである。何が哀しうて最高気温36度の地獄の京都で昼の1時から外に出なきゃならんのかと思うけれども、今日は森の中に入るので実は言うほどにしんどくはないのであった。とはいえ問題はあって、それは建物から森までの間にある徒歩5分ほどの距離。いやホントに全国のアスファルトを剥いで回りたい。すっかりヘバッてプンプンと干物臭(加齢臭と言う人がいるかもしれない)をさせていると、薬味で甘い瓜の大学方面からメール(カについては気にしないでください)。差出人の名に記憶はないので、またてっきりスパムの類かと思うものの、一応貧乏性だから文面に目を通してみると、今度Kyotoに講演に行くけどYouのこないだの論文面白かったから会って話しようぜベイベー、とあった。ヨメサン言うところのブロードバンドだ。もちろんベイベーはウソだが、こんな風に書いてみるとまるでナンパされたみたいで、微妙に自尊心がくすぐられる。だけど、モテなれていない私としては、言い寄られるほどに猜疑心が強まるものであって、いったい先方はどんな人か?とググってみると、計算機科学系の人らしい。それがなんでまた私のようなちんまいクモ屋に興味を?と思うけれども、いやいや私も生態屋・行動屋としては王道とはとても言えないような仕事ばっかりしているわけで、逆に分野の離れた人の興味を引くのかなあとか盛大に我田引水してみる。ともかくも、水が引かれる事で暑さも少し和らぎ、気持ちも良くなる夕方なのであった。いや、こう、いろいろあるとね、無理矢理にでも自分を鼓舞しないとやってけないって事もあるのよ。という事で、8月頭に会う事になった。