海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

オールドファッションド

調子が出ない。こんな日はシネコンでも行くべし、と、「スパイ・レジェンド」。げに人の評価は難しい、と言う話。意外と面白かった。B級だけど、丁寧に作られていて、最近はこういう作品を見る機会は貴重であるから。ピアーズ・ブロスナンにオルガ・キュリレンコと来ると007の連想がどうしても入ってくるのだけれど、あれとは違った地味だけどハードな話で、こういうの好きな人にはたまらないだろうと思われる。原作物だそうで、そのプロットを詰め込んでいるせいか、ちょっと消化不良気味な感じのところもあるが(彼女の足を切るとことか)、でも全体としては、元エージェント、CIA、ロシア人、の三パーティーが交錯する複雑な話を手際よくまとめていて好感度大。いや何度も言うけど最近こういう作品を見る機会はホントに貴重だから。ヒットしてくれたら良いのに。