海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

この世のカオス

近所の植木屋さんから柿の木の丸太をもらったのだけど、これが全部長かった。薪ストーブに入らないし、そもそも割れない。ということで観念してチェーンソーを買う事に。ウチの庭で使うだけだから電動で十分だけど、こればっかりは専門のお店でちゃんと買った方が良いとの事。で、たまたま実家近くに有名な店があるので注文していたのを今日は引き取りに行くのである。ついでに、スキーブーツのバックルが飛んでなくなったのをたまたま実家近くのスキー用品店に修理に出していたので、それも引き取る予定。ところが、昨日になって、ウチの町の環境基本計画実現のための住民団体設立総会が開かれるという話が飛び込んできた。13時から開催との事。チェーンソー屋は17時に閉まるので、じゃあ午前中に引き取りに行くかという事になった。スキー用品店が開くのが12時。開店と同時に飛び込んで、高速使えばギリギリ帰ってこれるでしょうと言う。ところが、ヨメサンがいつまでたっても起きてこない。目覚ましもセットしてないようだし、これは総会を途中で抜けて午後に引き取りに行くつもりだろうか?と思ってほっておいたら、起きてきてから今からいくという。しかし、ノロノロ用意をするもので、出発した時には、スキー用品店の開店に間に合うにはもう1分の余裕もない、という状態。ところが国道に出たところですぐに渋滞の知らせに遭遇したのでこりゃああかんとやむなく夕方回しに。で、13時から総会に出て、S田さんやS田さんやH本さんやH本さんの上司であろうと思われる隣県の博物館館長さんの講演を聞く。そういや若い時ここの学芸員募集に応募して面接まで行ったけど落とされたもんである。で、講演会の後にもミーティングがあったらしいのだけど、後ろ髪引かれる思いで会場を後に、実家方面に急ぐ。なんせスキー用品店はこの週末で一旦営業を休んで夏まで開かず、チェーンソー屋は土曜は休みだ。つまりなんとしてでも今日引き取らねばならない。で、高速をぶっ飛ばす。なのにバイパスを降りるランプ間違えて隣県に入り込んだりしてさらに焦るが、なんとかチェーンソー屋の閉店30分前に滑り込み、閉めるのを10分伸ばしてもらって無事引き取る。ブーツは問題なく受け取って、今度はウチに向かって急ぐ。土曜の午後は子供が将棋教室に行っていて、ちょうど帰り道なのでピックアップするのだ。で、教室は18時までだけど、おそらく着くのは18時15分くらい。まあ、このくらいはいつも時間延長して指しているようなので、なんとかなるのだが、それでもできるだけ早く着きたいところ。ところが、今度は新御堂筋の手前で前に止まっていた車が動かないじゃないか。?と思っていると、ブレーキ放したみたいでじりじり後ろに下がってくる!こっちに当たるよ!!と思って、こちらもギアをリバースに。当然後ろからクラクション鳴らされるけど、やむないので、後ろ側の余裕を少しだけ詰めさせてもらって、こっちもクラクション。すると、前の車の助手席から人が降りてきて、エンジンがかからないのですみません、という。その間にもまた後ろに下がり始めるので、とりあえず、ブレーキかけて!!と大声出してから、押さなしゃーないかなあ、と思うわけ。そしたら、止まったところがちょうどどこぞのカーディーラーの前で、若い人たちが出てきてくれたので、「ごめんなさい僕ら行かなきゃならないので」とお願いして立ち去る。しかし、後からつらつら考えるに、ブレーキ緩めて下がってくるって事はレンジがパーキングじゃなかったって事だよな。たまたま何かでエンストして、ドライブのままエンジンかけようとしてたってのが真相じゃないか?と。そりゃかからんわ。まあ、動転して気がつかなかったんだろうけど、 そういう人が混じってる休日の国道って怖いよね。で、5分ほど遅れて18時20分ごろ教室に着いたら、先生が一人でおられる。ウチの子来てないんだそうな。なんでえ?と思ったらば、私らのいない間に兄弟げんかして、上の子がブーチンを家から締め出そうとして、ドアを開けようとするブーチンと閉めようとする上の子で引っ張りあいになって、何かの拍子でドアが開かなくなったそうな。そうなると、窓から外に出るしかなくて、出て行くと戸締りできないから行けなかった、と。アホかお前ら!!!しゃーないので、夜にも関わらず鍵屋さんにきてもらう。で、ドアのラッチとか開けてもらうけれども良く分からなくって、どこかが引っかかっているのだろうと思うが、場所がわからない。最悪ドアを破るしかないかも、とか言われてげっそり。それしかないならやるしかないですね、ということになるが、今からだと大きな音がするけど、ご近所さんとか大丈夫?とか言われて、もう22時を回っていたので逡巡していると、じゃあもう一度、内側と外側の両方から圧をかけて引っ掛かりが外れるかどうかやってみようということに。で、せーので私は引っ張り鍵屋さんは押して、もうドアがすごくたわむのが見えて、もうやめてーと心中叫ぶけどしゃーないから続けていると、ついにバコッとドアが開いた!子供らの無理無理な力がかかった状態でしまった時にラッチの受け口が少し動いてそこが引っ掛かりをうんでいたらしい。ともかくも鍵屋さんのおかげで、無事ドアが開くようになって、さすがプロはありがたいと思いけれども出張料16000円。どうでもいい兄弟げんかの後始末に、なんて無駄な出費なんでしょう。

というわけで、トラブル続きの1日がやっと終わる。もう僕はくたびれたよ。